バンクーバーでビールの空き缶を返却して小金を稼いでみた
バンクーバーで缶ビールを買って支払いの時に、店頭表示の値段よりもだいぶ高くなったな!と感じたことはないだろうか。
レシートを確認してみると、PST:Provincial Sales Tax(州の消費税)やGST:Goods and Sales Tax(国の消費税)の他に Recycle Deposit:リサイクルデポジットという見慣れないものがある。
Recycle Deposit:リサイクルデポジットって何?
ゴミを減らす事を目的として、リサイクルできるビンや缶などについてはあらかじめ販売する時にDepositをかけて販売し、これらをリサイクルセンターに持参する事で予め支払ったDepositを回収する事ができるようになっている。
こうする事で飲み終えたビール缶やビール瓶などのポイ捨ての数を減らし、環境保全を推進しようという狙いらしい。
BCリカーストアで空き缶を返却
比較的大きな酒屋では空き缶回収カウンターがあるので、そこで空き缶を返却できる
うちの近くのBCリカーストアでは緑のリサイクルマークの下にカウンターがあった。
この時はカウンターに人がいなかったので、店内を回っている店員さんに声をかけたら「10分ぐらいで行くから待ってて」と言われた。
他にも小さめの酒屋でもレジの横に回収した空き缶を並べていたので、声をかければ対応してくれそう。
待っている間にカウンターにあった空き箱に返却する空き缶を並べて行く。
…よく飲んだなぁ。ワインも一人で飲んでるもんな。
海外留学してまで一人部屋で缶ビールを飲んでると思うとちょっと恥ずかしい。しかし家飲み自体は安上がりだし帰りの心配をしなくて良いしリラックスできるので、むしろ海外でこそやりたくなる。
それはそうとしてビール缶は1本10セント、ワイン瓶は1本20セントで引き取ってくれた。
というわけで、ビール缶30本くらいとワイン瓶2本で3.50ドルになった。
ちなみにデポジットがどのくらい返ってくるかは州によって違うらしく、BC州は100%返金されるので支払ったデポジットはまるまる返ってくる。
空き缶回収で日銭を稼ぐ人々を街中で見かける
バンクーバーのダウンタウンを歩いていると、結構な頻度で大きなゴミ袋を抱えてゴミ箱から空き缶を回収している人を見かけた。袋いっぱいの空き缶を抱えてバスや電車に乗ってくる人もいる。
どうやら彼らはゴミ箱に捨てられている空き缶を拾って酒屋に持って行き、デポジットをもらって日銭を稼いでいるようだ。
実際に自分で返却してみたが、ビール缶をある程度溜めて酒屋まで持って行くのはちょっと面倒だったので、酒屋に返却しない人も多いと思う。
現にホームステイ先のゴミの日には家の前にリサイクル用のゴミ箱が出るのだが、そこからも空き缶を回収している人を見かけた。
試しにやってみたけれど、時々家飲みする程度だとそんなに大量の空き缶は出ないから、面倒になって結局そのままゴミに出してしまう。ホームステイしている部屋に空き缶を溜め込むのもなんだか気がひけるし。
ホームパーティーとかで大量の空き缶が出た時には酒屋に持って行くとちょっとした小遣いになるかな〜。
では今回はこの辺で。
(°ω°)ノシ
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