【カナダ赤十字インターン】6ヶ月のカナダ留学で英語力はどのくらい変化したか

【カナダ赤十字インターン】6ヶ月のカナダ留学で英語力はどのくらい変化したか

【カナダ赤十字インターン】6ヶ月のカナダ留学で英語力はどのくらい変化したか

 
カナダ6ヶ月間の赤十字インターン留学を終えて帰国。
 
アラフォー独身子ナシ無職という崖下状態で留学に出かけたせいで帰国してから親戚の目が痛い。
 
それはそれとして、この6ヶ月間の赤十字インターンで私の英語力がどのくらい変化したのかについてお伝えします。

一ヶ月目:理解度10%

 
カナダに到着した翌日に早速エージェントの人に連れられてカナダ赤十字オフィスへ。
 
初日だし緊張するけどエージェントの人が居るから助けてくれるはず、大丈夫だ!と思っていたら、彼女はにこやかに「赤十字の人担当するの初めてなんですよー、オフィスってどこにあるんでしょうねー」と。
 
まじか。
 
二人で迷子になりながらようやくオフィスに着いたらエージェントさんは「それじゃあ頑張ってくださいね!」と言って立ち去ってしまった。
 
うおおーーい!
まじか!
 
初日から一人ぼっちにされるとは思ってなかったよ!
1日ぐらいは誰か助けてくれると思ってたのに!!(;ω;)
 
ひとりぼっちになったところでマネージャーから、他のボランティアメンバーの紹介と仕事内容の説明を受ける。
 
「んふー、んふー」と相槌を打ちながら聞いているが、正直ほとんど理解できていない。メンバーの名前すら聞き取れない。
 
マネージャーは若い女性で、はっきり分かりやすく喋ってくれているんだけど結構早口
 
聞き取れないよ!
 
ボランティアメンバーは出身は多国籍だけど10年以上カナダに住んでいる人が多いのでやっぱりナチュラルスピード
 
聞き取れないよ!!
 
お客さんはネイティブが多いのでやっぱり早口。カナダは東洋系の移民も多いので私の見た目がアジア人でも気にせずナチュラルスピードで話しかけてくる。
 
聞き取れないよ!!!
 
そんなわけで最初の1ヶ月、マネージャーとも他のボランティアメンバーともお客さんとも意思疎通が難しいという有様。仕方がないので紙に書かれた物品を倉庫から持ってくるという単純肉体労働から始まった。
 
【一ヶ月目の英語力】

ゆっくりと話してもらえれば1/4くらい聞き取れる。ただし聞き取れたからと言って聞き取れた内容が全部理解できるわけではない。正直なところ理解度は10%程度じゃなかろうか。ネイティブ同士の会話は全く聞き取れない

二ヶ月目:理解度25%

 
初めの一ヶ月でボランティア業務の内容がおぼろげながらに分かってきた
 
お客さんは病院から紹介状をもらってこのオフィスにやってきて、医療機器(車椅子や松葉杖など)を借りていく。
 
ボランティアは紹介状に従って物品を貸し出す手続きをする。具体的には、データベースへ患者情報や物品番号を入力して貸出処理を行うパソコンの入力作業をやっているようだ。
 
業務内容が分かってきたからか、マネージャーから「このお客さんの対応よろしく!」と任されるようになってきた。
 
物品を倉庫に出し入れするだけだったら無言でできたが、こうなるとお客さんとも会話せざるを得ない
 
とは言ってもこちらから話しかける内容は
 
“How can I help you ?” 
(いらっしゃいませ)
 
“What kind of equipment are you looking for ?”
(どんな医療器具をお探しですか?)
 
とか、簡単なもの。
 
紹介状に書かれている内容の確認が主な質問内容なので、聞き取れなくても紹介状と照らし合わせる事で聞き逃した内容を「あ、今言ったのは〇〇だったんだ」と後追いで確認できるのが有難い
 
二ヶ月半あたりからパソコン入力もやるようになった。
 
紹介状の内容をそのまま入力すれば良いだけ…のはずなんだけど、ネイティブの手書き文字が汚くて読めないという問題にぶつかる。まさかのリーディングの壁
 
ところでこの頃、自分以外には日本から来たボランティアを見かけないなーと思ってマネージャーに「他に日本から来ているボランティアはいないの?」と聞いてみたところ、「一時期に一人しか受け入れていない」との答え。
 
ボランティア仲間に会えるかと思っていたのでちょっと残念だけど、はじめの1ヶ月間自分が完全なる足手まといだったことを思えば、「一度に一人が限界」と言われても仕方ない。
 

【二ヶ月目の英語力】

よく使う単語やフレーズに慣れてきたお陰で聞き取れる量が増え、半分くらいは聞き取れるようになった。聞き取れたうちの半分くらい理解できるので単純計算で全体の25%くらいの理解度じゃなかろうか。相変わらずお客さんや家族同士の会話はほとんど聞き取れないけど。

三ヶ月目:理解度30%

 
絶対やりたくないと思って逃げ回っていた電話対応をとうとうしなければいけなくなった。
 
業務の流れは大体掴めてきたし、受付対応もどうにかできるようになったけど電話はハードル高いよ!やりたくないよ!!
 
マネージャーは「仕事内容もわかってきたし、英語も上達してきたから大丈夫!」って言うけど。やめてくれ。
 
同僚の会話には適当に相槌を打ちつつ、所々で “Really ?”だの“It’s great !”だの言ってみて、まるで話について行っているかのように振舞ってるけど、その実さっぱり会話内容理解してないからね!
 
しかも病院からの電話だと、相手は仕事中だからそんなにのんびり待っていてくれない。
 
結局、
 
“Hello, Vancouver Red Cross(ドキドキ). How may I help you (ビクビク)?”
 
病院 “Hi, △%&☆◯△&#☆△, I’m ☆※※◯◻︎◻︎△&#,#% you △%&☆◯△&?”
 
私 “おぅふ… ”
 
みたいな状態で電話対応は始まった。
 
ボランティア仲間も「初めはうまくできなくて当然だから失敗しても良いよ〜」と言ってくれるが。
 
…良くない。
 
聞き間違いや誤解のせいでミスを連発する。
 
その時はミスに気づかないが、翌日電話してきたお客さんがやってきて
「〇〇って言ったのに出来てないじゃない!どういう事!?」
みたいな事が起こる。
 
…つらい_:(´ཀ`」 ∠):_
 

【三ヶ月目の英語力】

少し上達して、相手の言っていることの30%くらいは理解できるようになってきた。しかし電話になると30%の理解度ではほとんど会話が成り立たない怒られたり呆れられて電話を切られる事多々つらい

四ヶ月目:理解度40%

 
理解できないままに電話対応は続く。
 
電話を取った瞬間に機関銃のように話し始められるから全く何を言われているのか聞き取れない!とボランティア仲間に愚痴ったら、「初めは相手が名前や所属を名乗ってるだけだから聞き飛ばして良いよ」と教えてくれた。
 
名前や所属を名乗っている、というヒントのおかげで電話の謎フレーズは少し聞き取れるようになった。
 
未だにこんな感じだけど。
 
“Hi, △%&☆ hospital ◯&☆△, I’m ☆◯◻︎&#,#% you △% medical ◯△&?”
(こんにちは、????病院???、私?????、??あなた??医療????)
 
電話がしんどすぎて、対面の受付対応が楽に思える。
 
この頃から、ボランティア仲間と会話が繋がるようになってきた。
 
私の“Oh,yes” や “It’s great”といったひねりのない相槌で終わってしまっていた会話が、自分なりのコメント相手への質問を付け加えることで続くようになった。
 
多少は上達しているようで嬉しい。
 

【四ヶ月目の英語力】

電話は聞き取れる内容が少し増えてきた。しかし何度か聞き返さないと聞き取れないので相手がイライラしてくるのが電話越しにも伝わってくる。泣きたい。

一方でボランティア仲間とは少しずつ雑談できるようになってきたのが嬉しい。

五ヶ月目:理解度60%

 
苦しい電話対応を耐えて続けたお陰でリスニングがかなり上達した。
 
二ヶ月前は
 
“Hi, △%&☆◯△&#☆△, I’m ☆※※◯◻︎◻︎△&#,#% you △%&☆◯△&?”
としか聞こえていなかった謎フレーズが
 
“Hi, this is &☆◯ Hospital. I’m Linda, OT. I’m calling ☆◯ my patient. I’m wondering☆△☆◯◻︎△&# medical equipment for my patient. Bra bra bra… ”
 
(こんにちは、??病院、リンダ、作業療法士。私電話しています??患者。患者のために????医療器具???知りたいのですが…)
 
と聞こえるようになってきた。
 
リスニングの上達に伴って今まで聞き取れていなかった悪口が聞き取れるようになってしまった。
悪口や嫌味は早口なんだけどシンプルなフレーズなので、スピードに慣れたら聞き取れる。
 
“For goodness sake! How many time should I explain the same thing!! I said ☆△@%△$◯!!!”
勘弁してよ!何回同じ話させるの!だから私が言ったのは??? ‼︎)
 
ってな感じで前半の嫌味は聞き取れるのに肝心の後半部分が聞き取れない
 
あと前半部分に言い返したいのにスピーキングがダメダメなせいで言い返せない
 
残り二ヶ月にしてスピーキングを強化しないと!って気分になった。
 
嫌味に対して言い返したい!!
 
今までは相手の言ったことが分かれば良いかな、と思っていたけど嫌味言われっぱなしは癪に触る
 

【五ヶ月目の英語力】

電話対応の時に凄く集中して聞いていたのでリスニングはかなり上達した。それでもネイティブ同士の会話は半分以上聞き取れない。スピーキングでは長い文章が喋れず、短い文を繋げて会話するので、子供が喋っているみたいでもどかしい。

六ヶ月目:理解度75%

 
帰国間近でようやく電話で相手が言っている事が大体聞き取れるようになってきた。
 
遅いよ!!
 
電話の謎フレーズは、
 
“Hi, this is St. Mary Hospital. I’m Linda, OT. I’m calling on behalf of my patient. I’m just wondering if you have some medical equipment for my patient. Bra bra bra… ”
 
(こんにちは、セント・メリー病院のリンダ、作業療法士です。担当患者のために電話しています。患者のための医療器具が無いかどうかを知りたいのですが、なんちゃらかんちゃら…)
 
と聞こえるようになってきた。
 
新たな電話業務として、予約リストのお客さんに「物品が準備できたから取りに来てください」と伝える業務が発生。
 
かかってきた電話を受けるときには主に聞いていれば良かったが、こちらから掛けるとなると自分がメインで話さないといけない
 
言いたい内容は(日本語では)理解してるけど、英語で何と説明したらいいのか分からない
 
はじめの何回かは言うべきセリフをカンペに書いていた。
 
ただしカンペ頼りだと相手から質問が来た時に頭が真っ白になるので、なるべくカンペを使わないようにしようとして…
 
タイムオーバー( ;∀;)
 
帰国日がやってきてしまった。
 

【六ヶ月目の英語力】

リスニングに関しては、こちらを非ネイティブだと見て手加減して喋ってくれる相手なら90%は理解できるようになった。それでもネイティブ同士の会話は未だに半分以上聞き取れずにいる。スピーキングは言いたい事の30〜50%位しか言えない。語彙に偏りがあるので話題によってたくさん喋れたり全く喋れなかったりする。

 
 
まとめると、
 
6ヶ月でリスニングはかなり上達した。
 
これは「無理だ〜やりたくない〜つらい〜〜」と思いながらもやらざるを得なかった電話対応のおかげだと思う。
 
出来ることだけやっていたらこの進歩は無かったと思う。
でもしんどかった。
 
一方でスピーキングはまだまだ
 
子供のように単語単語で喋ってどうにか相手に理解してもらったり、時には完全に文が崩壊して意味不明になってしまう。
 
今回の留学では、日本で数年間英会話に通っても上達せず現状維持しか出来ていなかった英語力をかなり勢いよく伸ばすことができたと思う。
 
旅行や買い物ではほぼ不自由しなくなった
 
それにしてもネイティブ同士の会話の難しさよ。
 
難しい単語や聞いたこともない言い回しを使っているわけではないのに、音のリンキングやリダクションのせいで全く聞き取れない。
 
スピーキングネイティブ会話のリスニングという課題を残して6ヶ月の留学は終了。
 
 
お疲れ様わたし_(:3 」∠)_
 

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