イギリスの最頻出単語【 lovely 】

イギリスの最頻出単語【 lovely 】

イギリスで一番よく使われる単語【 lovely 】

イギリスで生活していたとき、一番よく聞いた単語が lovely(ラブリー)だと思う。一日20回くらいは耳にしたんじゃなかろうか、というくらいに何時でも何処でもラブリーラブリーと言いまくられていた。

日本では小沢健二しか使わないんじゃないか、 lovely 。

しかしイギリス日常英語の単語帳を作るなら絶対にトップページを飾るだろう。

愛らしいという意味だけではない?

love 繋がりで、私のイメージしていた lovely の意味は『愛らしい』ぐらいだった。

辞書で見るともう少し広い意味のようだ。

1.すてきな、愉快な、すばらしい《主に英話》
2.美しい、魅力的な《主に英》
3.親しみやすい、親切な、愉快な《主に英・くだけて》
4.うれしい、すばらしい《英話》
5.全く楽しくない、ひどい(反語)《英話》
6.(呼びかけで)愛しい人、可愛い君

確認してみて思ったが、《英》が多すぎないか。
イギリスでしか使われないのか。

lovely の使い道が広すぎる

普通に人や物に対しても使う。

可愛い子供は She is lovely
親切な人には You are lovely person
優しいボーイフレンドに He is lovely
天気が良ければ It’s lovely day
美味しい料理も mmm…It’s lovely !

それ以外でも様々なシチュエーションで「いいね!」という意味合いで使われている。

アメリカ英語だと “ OK ” “ good ” “ great ”辺りが使われるようだ。

レストランやカフェで注文したら “ Lovely ”
ホテルの受付で予約を確認したら “ Lovely ”
スーパーで買い物したらレジで “ Lovely ”
電車で乗車券を見せたら “ Lovely ”

とにかくどんなものに対してでも使える汎用単語 lovely。使い途が広すぎる。

好ましいものは全てlovely

何に対してでもlovely を使うのに抵抗がなくなっていた頃、テレビで男子バレーの試合を放送していた。

身長2mはありそうなスパイカーが相手コートに叩き込んだ凄まじい勢いのスパイクに対して、テレビから
“ Oh, what a lovely spike !! Ah…It’s lovely ”
というコメントが聞こえてきた。

スパイクのスピード感や力強さと、lovely という言葉の可愛らしい語感のギャップから、(これもラブリーなのかぁ…)と強く印象に残った。

lovely、なんでもアリだなとの感想を抱いたのはこの時だった。

若い男性はあまり使わない

それでもやはり可愛らしいイメージがつきまとうからか、テレビでもイキがってる若者のセリフにはあまり使われない印象だった。
代わりに彼らは “ cool ”と “ f××k ”を連発していた。

女性は全年代を通して lovely を多用するし、男性も中高年になってくると lovely を使うのをためらわなくなる。

高齢の人は男女限らず lovely を連発してくる。
ドアを開ければ lovelyお茶を出せば lovelyはじめましてと挨拶するだけでも lovely だ。

あの歳になると眼に映るもの全て愛らしく感じるのだろうか。
良い歳の取り方だぁ〜。

beautiful も予想外の使い方をされる

可愛いと言えば美しい、美しいと言えば beautiful だが(そうかな)こちらも予想外の使い方をされたことがあった。

施設に修理業者が来た時のことだ。
大工作業をするガタイのいいおじさんを給湯室に案内した。

コップはここ、お茶っ葉はここ、コーヒーはここ。お湯は給湯器から出ます、とても熱いので気をつけて…と説明していった。

最後にミルクマシン(ファミレスのドリンクバーの機械みたいなものからミルクが出てくる)を説明した時、おじさんの返答が

“Oh, beautiful ”

だった。

ここは beautiful なのかーー?とこれまた強く印象に残っている。


日常の些細なフレーズ過ぎて教科書には絶対載らない。

こういう思いがけない英単語の使い方に出会えるのがネイティブの会話の面白さだなぁと思った。

では今回はこの辺で。
(°ω°)ノシ

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