【マルタ】看護師さんと一緒に薬を配る【インターン体験談②】

【マルタ】看護師さんと一緒に薬を配る【インターン体験談②】

【マルタ】看護師さんと一緒に薬を配る【インターン体験談②】

看護師さんの指示に従って朝の内服薬を配るお仕事

インターンの朝一番の仕事は、看護師さんと一緒に朝7時15分頃から朝の薬を配りに行く事。


内服薬は各患者ごと、お薬ボックスに入って準備されている。

前日夜までに看護師が各患者ごとにセットする事になっているらしい。

入所者は100人を超えるので結構手間はかかるし、間違えてもいけないので地味だけど大変な作業だな。


全員分の薬を大きなカートに積み込んで各部屋を回る。

それ以外にも目薬塗り薬臨時薬なんかもある。

ちなみに臨時薬はパラセタモールという薬が大人気で、マルタの高齢者の間では「何にでも効く万能薬」と思われているフシがある。

基本的には鎮痛剤なんだけど、胃の調子が悪いとか眠れないとか、そういう症状でも入所者さんはパラセタモールを欲しがってしまうと看護師さんが嘆いていた。


オマケ:目薬が入っている箱に「鳩の健康のために」という謎のフレーズ

自分で飲める人、介助が必要な人、食事に混ぜる人などなど

入所者が100人もいるので健康状態も様々

薬をテーブルに置いておけば自分で飲んでくれる人もいれば、口の中に放り込んで飲み込んだのを確認しないといけない人もいる。

口を開けてもらって薬を飲み込んでもらうまで確認しないといけない人がいる一方で、あれこれ指図されるのを嫌う人もいる。そういう人に無理に薬を飲ませようとすると暴れだしてしまうこともある。

基本的にどういう風に薬を渡せば良いのかは看護師さんが指示してくれる

看護師さんは、100人の入所者さんについて大体把握しているらしい。

お薬ボックスをチェックしながら「この人は今週調子が悪いから薬無しね〜」とか言って説明してくれる。

全員覚えているのかと思うと尊敬する。

薬の粉砕は現場で

錠剤が飲み込めない人や、薬を拒否しがちな人には粉砕して朝食に混ぜたりお茶に混ぜたりしている。


ちなみに粉砕するのにはクラッシャーを使う。

プラスチックの容器に錠剤を入れて、思いきり力一杯蓋を閉めることによって力づくで薬を粉々にする非常に原始的な器具。


薬を砕くために目一杯力を込めるのでクラッシャー自体がボロッボロだよ…。

日本だと病院で処方されるときに指示があれば粉砕してくれるけれど、マルタにはそのサービスはないんだろうなぁ…。

時々薬を吐き出される事もある

薬嫌いの入所者もいて、飲んだフリして舌の下に薬を隠して後で吐き出す人もいる。

先日は何が気に入らなかったのかわからないが、薬と水を口に入れた途端に全部ベッと吐き出されてしまった事も。

なんでやねん!と思いながら「薬だから!飲んで飲んで!!」と吐き出された薬を拾い集めて改めて飲んでもらうように促した。

二回目は素直に飲んでくれたので、何で一回目に吐き出されたのかよく分からない。

些細なことだけど結構凹むよなぁ。

飲んでもらえなくてもあまり気にしていないっぽい

内服薬拒否されたり吐き出されて飲んでもらえなかったりしたら、薬を持って看護師さんに報告する

しかし余程重要な薬でなければ「まったくしょうがないわね〜」らいで終わることが多い。

軽いな!!

入所者さんは慢性疾患で比較的状態が安定している人が多いので、薬を飲んでもらえなくてもさほど神経質にならなくて良いって事なのかな。

…そうなのかな。

ちなみによく処方されているのは胃薬高血圧の薬コレステロールの薬(スタチン)など、日本でも良く処方されている薬が多い。

入所者さん達の状態が日本の老人ホームと似ているから、薬も似たようなものになってくるのは当然かもしれない。


では今回はこの辺で。
(°ω°)ノシ

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