イギリス施設派遣ボランティアのタイムスケジュール

イギリス施設派遣ボランティアのタイムスケジュール

イギリス施設派遣ボランティアのタイムジュール

8:00〜10:00  朝食の手伝い

朝は食堂に来たレジデント(施設利用者)に何が食べたいかを尋ねて、それを給仕する。

レジデントはほぼ全員が車椅子利用者だが、自分で食事できる人は食堂へやってくる。
部屋で朝食を取りたい人は部屋で食べているようだ。
大抵は紅茶とバタートーストあるいはコーンフレークといった具合に簡単に済ませる。

問題は紅茶の好みを覚えること。一人一人が紅茶の好みがあって、その通りに作らないといけない。
正直なところお茶の好みにこれ程の個人差があることに驚いた。

Aさんは濃いめの紅茶にミルクを少し、砂糖小さじ一杯。
Bさんは濃すぎず薄すぎずの紅茶にミルクなし、砂糖なし。
Cさんは薄めのカフェインフリー紅茶にカップ半分くらいのたっぷりミルク、カロリーオフの人工甘味料小さじ二杯、といった具合だ。

覚えてしまえばどうということもない作業だが、覚えるまでは何回も聞き直して確認しないといけないので、段々と相手がイライラしてくるのが分かり、気まずい。

とは言え間違った紅茶を出してもちょっと顔をしかめるくらいで、「作り直す?」とたずねても大抵は「いや、これで良いよ」と言ってくれる。顔はしかめたままだけど

10:00〜12:00  アクティビティ

アクティビティ(レクレーションのようなもの)には専属スタッフ(正規職員)がいて、その人が仕切っている。

午前中はクイズやゲームをすることが多い。スタッフの指示に従ってお手伝いをするのだが、初めのうちはできる事は少ない。

クイズは聞き取れないしゲームのルールも分からない。
みんなが私に教えてくれようとするのだがそれすらも聞き取れない。
慣れるまでは手持ち無沙汰にぼんやりするしかなく、何をしているんだろう私は、と思った。

慣れてくるとクイズを出題したり、みんなと一緒に回答したり、ゲームに参加したり出来るようになる。

12:00〜13:00  昼食の手伝い

お昼はみんな一斉に食堂に集まり昼食を取る。

ここを仕切るのはキッチンスタッフ(調理師と食堂のおばちゃん的な人々)で、その手伝いがボランティアの役割だ。具体的にはお茶を作ることと、配膳・下膳である。
食事は二種類のメニューから選ぶことができ、付け合わせの野菜についても要る要らない多め少なめといった風に結構細かく注文がつく。

まずスタッフが配膳している間に全員分の紅茶を作る
朝のように一人一人に確認している時間はないので、念のためコーヒーか紅茶かを聞いて、朝覚えたみんなの好み通りの紅茶を作って配って行く。紅茶を配り終えたら配膳の手伝いをする。

食事の介助には介護士の資格が必要なので、ボランティアは食事を配るだけだ。(※施設によってはボランティアに食事介助をさせているところもある)

配膳が終わってしばらくすると最初に食事を配られた人は早くも食べ終わっているので、食器を洗い場へ持っていく。
だいたいみんなの食事が終わったらキッチンスタッフが私たちの分の昼食を分けてくれるので、それを受け取って昼休みになる。

13:00〜14:00  昼休み

私のいた施設は二階がボランティアの住居スペースになっていたので、お昼は二階へ上がって食事を取った

仕事中に自分の部屋に引っ込むような気がして気が咎め、スタッフに「下でみんなと一緒にに食べた方がいい?」と聞いてみた。不思議そうに「あなたたちのテーブルはないわよ?」と言われたので結局二階の自分たちの部屋で食べ続けた。

階下でスタッフに混ざって食事を取ったとしても、スタッフにとっては話が通じない外人が居るというのは休憩時間では余計なストレスになるのかもしれない。

あの無駄なおしゃべりに混ざりたいのにな。

14:00〜16:00  アクティビティ

午後のアクティビティは外部からイギリス人ボランティアがやってくることもあった。
フラワーアレンジや音楽をしたり。
カップケーキやクッキーを焼いたり、カレーやピザを作ったり。
レジデントの家族や友人がやってきて一緒にアクティビティに参加したり。
外出することもあった。

午前中に比べると多様性があったように思える。もちろん午前中と同じようなゲームをする事もあった。

午後4時になるとボランティアは終了である。
作業が途中だったとしても、「時間だからさようなら」と言って終了する。

終わるまで手伝った方が良いのでは…と思って居残っていると、レジデントがスタッフに怒られる。
「ボランティアは4時で終わりよ!仕事時間が終わったのに手伝わさせるなんていけないことよ!」といった感じだった。


ところで基本的にボランティアは無資格なので介護的なことに直接携わることはできない。
例えば食事や飲水の介助、入浴やトイレの介助、車椅子を押すといった移動の介助だ。

以前はボランティアにもこういった介護的な仕事をさせていたそうだ。
しかしレジデントからの苦情と安全面の問題から正式に禁止されたそうだ。

しかしイギリスでも介護士の人数は不足しているのだろう。公園に散歩に行くために車椅子を押したこともあったし、食事の介助を手伝うこともあった。この辺りは『臨機応変』に対応されているようだ。

 

それではこの辺で
(°ω°)ノシ

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