【マルタ】市民合唱団The New Choral Singersに参加してみた【TNCS】
大学時代に合唱サークルに所属していたこともあって、合唱で歌うのが好き。
蚤の心臓なので一人では歌えないというのが正直なところ。
マルタに一年間いるのだから、現地の合唱団に参加できたら良いな〜と思いネットで調べてみた。
市民合唱団にぶっつけでメールしてみる
ホームページで団員募集とメールアドレスを開示している団体が一つあった。
それがこちら【The New Choral Singers】
↓↓
“Contact us”のメールフォームから、
「マルタに約1年滞在予定」
「歌うのが好きで日本でも合唱団に所属していた」
「そちらの合唱団に興味があるので参加したい」
的なことを書いてメールしてみた。
数日後返事が来た。
「参加する前に一度ボイスチェックをしたいので練習場に来て欲しい」
「その際一曲歌いたい曲を持ってきて」
…ん?
これは試験的なものですか??
それは予想してなかったけど今更イヤとも言えないし、合唱団に参加したいのは事実なので腹をくくって受けに行くことにした。
マルタ音楽学校にボイスチェックを受けに行く
練習場はMalta School of Music(マルタ音楽学校)の一角にあるらしい。
これが入り口。
入り口を入ってすぐ、左手側に音楽棟がある。
比較的若い子供がピアノやバイオリンの練習をしに来ていた。
音楽大学かと思ったけど、子供にも教えているのかな?
入り口付近で待っていると、合唱団のマネージャーらしき女性に声をかけられた。
「うちの合唱団は外国の学生も結構いるのよ〜」
「基本的には教会や結婚式で歌うような音楽が多いんだけど、大丈夫?」
「英語、マルタ語、イタリア語、ラテン語とか色々な曲があるわね」
雑談しながら3階の音楽室に案内された。
音楽室にはもう一人のマネージャーと指揮者がいた。
音域と音感をチェックするためのボイステスト
緊張するよぅ…。
指揮者の人がピアノを弾くのでそれに合わせて声出しの要領で音域と声質をチェックすることから始まった。
あとは、楽譜が読めるかとか、ピアノで弾いたフレーズをきちんとなぞって歌えるかとか。
そんなに難しいことはしていないけど、そもそも一人で人前で歌うのが苦手なのでガッチガチに緊張した。
それから、持ってきた曲を歌ってみよう〜と言われた。
事前のメールで教会音楽をメインでやっているということを聞いていたので、教会音楽っぽいテイストで自分が知ってて歌いやすい短い曲を探し…
「アメイジング・グレイス」一択だった。
引き出しが少なすぎる。
あまりにベタかな〜と思って他の曲も探してみたけどアベマリアとかクリスマスソングみたいなものしか思い浮かばなかったので、もう「アメイジング・グレイス」で良いだろう。
指揮者の人が伴奏してくれるのでそれに合わせて一人で歌う。
一人寂しい。
すっごい不安になる。
声震えるし音飛ぶし。
泣きたい。
(;ω;)
勝手にものすごく緊張したけれど、上手い下手はあまり関係ないようで、音域・声質チェックがメインの目的だったようだ。
ボイステストが一通り終わったらすぐに
「じゃあ所属はソプラノね、練習は毎週水曜日にこの近くでやってるからそこに来てね。じゃあまた来週〜」
と言われてアッサリ終了。
練習場はこちら
というわけで次の水曜から練習に参加できることになった。
マルタ音楽学校の奥にある体育館のような建物。
入り口を入って左の一番奥の部屋が練習場になっている。
グランドピアノ一台が置いてある部屋に椅子を並べて練習。
毎週水曜夜7〜9時が練習時間。
練習曲の楽譜やパート練習の音源はメールで送られてくる。
パート練習の音源を共有できるので自主練がしやすいのが有難い。
団員はマルタ人が多く、年齢層は50〜60代が中心。
比較的年配の人が多いのは日本と同じだなぁ。
マルタ人が多いけど、練習はほぼ英語で指示してくれるのでどうにかついていける。
12月のクリスマスコンサートが一年で一番大きいイベントらしいので(教会系のコーラスだから)それまでに歌えるようになったら良いかな〜と呑気に構えて参加継続を決定。
それまでに他の団員の顔や名前も覚えれたら良いけど…。
とりあえず地元の合唱団に潜り込むことはできたのでミッションコンプリートな気分。
では今回はこの辺で。
(°ω°)ノシ
コメントを書く