英語発音の謎図形【母音四角形で遊ぼう】

英語発音の謎図形【母音四角形で遊ぼう】

見たことあるけど使い方が分からない謎図形【母音四角形で遊ぼう】

photo by IPA vowels

英語の発音を勉強した人は一度は見たことがあるんじゃないだろうか、この謎図形。母音四角形とか母音四辺形とか言う名前で、母音を体系的に記述しているらしい。

母音を決める基準は以下の三つ。

口の開き:close, close-mid, open-mid, open
② 舌の位置(舌の最も高くなる位置はどこか):front, central, back
③ 唇の丸め:rounded, unrounded

…(°ω°)よく分からん。

とりあえず英語(イギリス系)の母音を黒字で、日本語のアイウエオを赤字でプロットするとこんな感じらしい。

図の説明としては『図の左側 close〜open は口の開き具合を、上のfront〜central〜back は下の位置を表している。また右側の round では口を丸くすぼめて発音する』という事だが図を見ているだけでは何のことやらサッパリ。

実際に発音しながら口の形を変えていくと勝手に発音が変化するという話を聞いて、面白そうだったのでやってみた。

発音して遊ぼう!

「イ〜エ〜ア」の変化

はじめに左上の「イ」からスタート。

普通に「イ〜〜」と言いながら音の出し方を変えないように気を付けながら少しずつ口を開けていくと、次第に「エ〜〜」に音が変わってくる。さらに大きくあ〜んと口を開けていくと自然と声の出る場所が口の奥に移動して「ア〜〜」という音になる。

この「イ〜〜エ〜〜ア〜〜」の音の変化が図の左側の上から下への変化になる。

面白いことに、口を大きく開けたままで「イ〜」と言おうとしても、絶対に「イ」にはならず「エ〜〜」に近い音しか出てこない。

実際に音が変化するのを自分で体験してみると、この図が表しているものがおぼろげに理解できるような気がした。

「ア〜オ〜ウ」の変化

次に図の右側に移る。

「ア〜〜」から口の先を丸めていくと今度は音が「オ〜〜」に変化していく。更に口の先端を強くすぼめていくと「ウ〜〜」という音になる。この時音の出る場所が喉の奥から鼻の方に移動してくるような気がした。

この「ア〜〜オ〜〜ウ〜〜」の音の変化は図の右側の下から上への変化になる。

この「ウ」は日本語の「う」とは違い、口の先端をしっかり丸くすぼめないと出てこない。逆に日本語の「う」は口の先を丸める必要は無く、力を抜いた半びらきの口でも「う」と発音できる。

舌は何処にある?

図の上にあるfront〜central〜back は調音点(舌の一番高くなる部分)を表しているが、あまり深く考えなくても先に口の形をきちんと作ってしまえば舌は自然とその位置に収まっているようだ。

うまく音が出なかった時にだけ、音の出る位置や舌の位置を調整すれば音が変わってくる。

日本語の「あいうえお」とは音質が違う

この発音遊びの面白いところは、口の形を変えるだけで発音される音が勝手に変わってしまうところが一つ。

もう一つは自分が普段話している日本語の「あいうえお」とは違う音が出てくるところである。

スタートの「イ」は比較的日本語の「い」に近いのだが、その後の「〜エ〜〜ア〜〜オ〜〜ウ〜〜」は口の先端や奥の方に良く響く音が出てくる。

発音のレッスンで先生が「先生の口の形をよく見て、マネして」としつこいほど言っていた理由がやっと分かった。

口の形を作ることで出てくる音が変わる。理屈は分からなくてもきちんと真似する事で正しい音に近づける。恥ずかしがって小さくモソモソと口を動かしているだけでは違う音しか出てこない。

日本語の「あいうえお」は比較的この図の真ん中に寄っているので、口を大きく動かさなくても「あいうえお」と言えるらしい。


役に立つかどうかは置いといて、口の形を変えると勝手に音が変わっていくのが面白かったので是非やってみてほしい。一人部屋で「あ〜〜」とか言ってる寂しい変な人になるけど気にしないで。

では今回はこの辺で。
(°ω°)ノシ

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